大滝 さやか

ヨガ講師・美容 健康アドバイザー・講演会講師・司会業

講師になって得れるもの

深夜、仕事帰りの二号線、私は娘を乗せた車を泣きながら運転していました。

テレビのリポーターという仕事上、時間に追われ精神的に追い詰められる事も多い中、私は「まだ若いから…」と自分の体を過信し、結果、体も心もボロボロになっていたのです。

そのうち、1ヶ月に1度は必ず風邪をひき、喘息、頭痛、肩こり、腰痛、自律神経失調症など、病院を渡り歩いても治らない「病気のデパート」のようになりました。それでも明るく振舞っていた私に、2歳の娘が言ったんです。

「ママ、苦しいんなら、お仕事お休みしんちゃいや。さくらが会社の人に言っといてあげるけえ。」こんな小さな娘にまで心配させていたのかと思うと、私は涙が止まりませんでした。


そんな不調を改善したくていろいろな健康法を試し、近所のヨガ教室に通い始めました。

ある日、師匠は「自分や病気を追い詰めず、体の声を聞いて上手に付き合っていきなさい」とおっしゃいました。私はこの時なんだか、すべてを許されたような気がしたのです。
ヨガを続けて1年すると様々な不調もなくなり、今では5年間、風邪をひかず、昨年は1回も病院に行っていません。

師匠は80歳なのですがとても若々しく、ヨガをはじめ健康だけでなく、人生についてもいろいろ教えて下さいます。
そんなヨガの魅力に取りつかれ、師匠から「病弱なのに這い上がって克服したあなたが、健康の大切さを伝えたらどうですか?」と言われた事をきっかけに、「皆さんにも体調改善し幸せな毎日を送り、才能を発揮する事で世界を平和にして欲しい」という思いで私はヨガの講師になりました。

かかった費用は約20万円。ただヨガの資格は国家資格ではないので、「信頼していただく」ために必要なだけで、「金額が大きいか?」ではなく「常に学び新しい情報を得ること」そして「表現力」が大切です。
ですので現在もヨガ以外の健康に関する資格や話し方、心理学、NLP、コーチング、自己啓発など、常に勉強し自己投資しています。


最初から上手くはいかないもので、最初の教室の生徒さんは0人。心が折れそうでした。
しかし最初は非営利でも細々と続けていると、緩やかではありながら生徒さんが増えてきました。今では週に15教室、約200人の生徒さんがいます。


いざ自分が講師になって感じたのは、「学ぶのは時間もお金もかかるけれど、それ以上の人生の価値がたくさんある」という事でした。
すごく秀でている訳でもない私を「先生」と呼び、慕ってくださる生徒さんに感謝できるからです。私が「先生」と呼ばれるなんて10年前、誰が想像できたでしょうか?!
私にとって生徒さんはまるで家族の様に大切な存在で、生徒さんが健康になって輝いた人生になっていくのを拝見するのは、私の生きがいです。



また、リポーターやモデルの仕事をしていた時は、いつもやりたい事ばかりできるとは限りませんでした。
でも今は、私の教室は「美容と健康ヨガ教室」なのでヨガに関する事はもちろんの事、美容、健康ネタ、その他にヨガ的な道徳など、自分の好きな事に集中し自由に表現する事ができます。最近では月に数回、講演や司会の仕事も増えてきています。伝えることで知識も深まりますし、とても勤勉になりました。
ドーパミンが出るのか、勉強をしていると楽しくて2,3時間あっという間に過ぎてしまいます。

また「何事も頂いたお代金の何倍かお返ししなければ」という想いで、楽しみながらも日々真剣にヨガ講師というお仕事と向き合ってきました。
そうしていくうちに仕事も増え、今年4月からスタジオをオープンできたり、恵まれない国に寄付をしたりと、自分の夢が1つずつ、着実に叶っています。


自白しますが、昔モデルの仕事をしていた時オーディション等で年を若くサバ読んでいました。
でも何だか悲しかった・・・それは女性が年齢で判断されることを肯定していたからかもしれません。
その後「存在するその場の雰囲気作りも、その人の役目」という事を学びました。
講師は教える内容だけでなく良い環境を作る人間的な魅力も高めなければいけないのです。
若い頃の美しさは単なる遺伝的な物、でも歳を重ねる程「どう生きてきたか?」が問われます。
年齢による呪縛から「努力すれば何歳になっても人間は成長し、輝き続けられる」という開放感に出会えたのです。むしろ上手に歳を重ねたほうが、人生経験豊富で説得力がある人間になれるのです。


昔の私より、今の私が好き。

そして生徒さんを含め周りの方々はもっと好き。私の1番の夢は「周りの方が健康で幸せな毎日を送り、才能を発揮することで世界が平和になること」です。

一歩踏み出してみてはいかがですか?
きっと家族や周りの人を幸せにし、世界が変わりますよ!!

インスタベースBlogについて

サロニスタや個人講師、インストラクターなど、様々な業界で活躍中の「先輩」の経験談やストーリーを発信しています。

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