はじめまして、グラスアートとキャンドルの教室sorbetのmegumiです。

私は普段は園芸店をしています。
日本ヴォーグ社の日本グラスアート協会認定グラスアートインストラクター、キャンドルマイスターの資格を活かし、2013秋から教室を開講し、クラフト作家として作品の販売もしています。

教室は仕事場である園芸店の一角にあるカルチャールームとご依頼をいただいて出張ワークショップを不定期に開いています。
教室には30歳代から50歳代の働く主婦の方々にお越しいただいています。
月に4日~6日程度、生徒様のご希望と自身の仕事の内容を考慮しそれらを組み合わせて毎月レッスンスケジュールを組んでブログで公開しご予約を賜っています。

グラスアートもキャンドルも始めたきっかけはどちらも「作って楽しみたい」という単純なものでした。私自身が仕事や子育ての合間に教室に通うというのは、それらから解放され自分時間を楽しむというストレス解消の場でもありました。

初めは「作って、楽しい」という気持ちだけでしたが徐々に、「作るってとっても楽しい」ということを伝えたくなったのです。

そこで、楽しみながら資格を取ろうと思い、カルチャーのグラスアート教室で資格取得コースに通うことにしました。

グラスアートは資格取得コースを始める前に趣味として3年近くしていましたのでスムーズに進めていくことができ約1年半程度で資格を取得することができました。
実際に実物を本部に送って技術確認を受けますので、インストラクターにふさわしい技術を学ぶことができました。

キャンドルの資格は日本ヴォーグ社ディプロマ講座のキャンドルマイスターで月に1回の集中レッスンで約6か月で取得しました。
こちらは全くの初心者ということと月に1度の講座ということで次の講座までにできるだけ復習をしワックスに慣れることからはじめました。

どちらの資格も日本ヴォーグ社という様々なクラフトを扱っている会社のもので講座内容、費用もHPで詳しく確認することができました。

資格取得後、実際に教室を始めようと考えたとき「漠然と教室を開講したい」から「現実」になりました。

本来の標準的な準備期間はどのくらいかはわかりません。
自身の仕事の特徴でもあるのですが、切り花を扱っているので年に数回おとずれる物日という超繁忙期があります。
同じ時期に資格を取得した仲間はどんどん開講し教室が軌道にのっていくのを見ながら、自分の仕事に集中しなければならないこともありました。

両立するためには「自分は自分のペースで」と割り切ることが大切だと思いました。
そこで、教室を開講するにあたってのすべての事柄を表にし、一つ一つ準備していきました。表にすることで、混乱せずに済みましたし準備の進み具合がすぐにわかり、ここまでできたという励みにもなりました。

実際には準備期間は半年かかりました。

当初は自分のペースでの開講でいいものか迷いましたが、いざ開講してみるとお仕事をお持ちで何か習い事がしたいけれどお休みが不定期で定期開講のカルチャーへは通うことのできないという生徒様が教室のブログを見ていらしてくださったのです。
皆さん主婦のためお仕事帰りに習い事というわけにもいかず、ご自分の不定期のお休みでしかもご主人やお子様のお休みでない平日でという方々でした。

お互いに仕事があるという共通点でつながった縁で教室は続いています。
生徒様にはお仕事、ご家庭優先で教室に通っていただいています。様々な都合で数か月お休みされる方もいらっしゃいますが、それはそれで良いと思っています。
細く長く続けられることを大切にしたいのです。

それは作家活動においてもそのような考えで活動しています。

クオリティの高い作品を目指すために始めた作家活動ですが、仕事の繁忙期は難しいと活動を続けるかどうか迷っていたところ、委託販売させていただいているお店の店主の方から、「ゆるく続けていくのもありなんだよ」とおっしゃっていただいて肩の力が抜けました。

こんな考えのお店もあってありがたいと思いました。
私の教室もこうありたいと思ったのです。

そこで現在の教室の形態になりました。
教室ではご入会いただくときに私の1年間のおおよその仕事の内容と対応できない時期をあらかじめお話させてもらい、教室の形態を了承してもらっています。

また生徒様にも通うのが難しい時期には、身近な材料を使って簡単に復習できるようにあらかじめアドバイスして、お休み中も後ろめたさを感じることなくご自宅で楽しんでいただけるような工夫をしています。
反対に、集中的に受講したい方には、集中的に通っていただける時期をご提案し日程を組むこともあります。

それもまた小さな教室ならではの特徴といえるかもしれません。

需要は多くはないかもしれませんが、実際にこのような教室を選んでくださる方がいらっしゃる限り、細く長く続けていこうと思っています。

教室の形態は様々であって良いのだと思います。それだけ教室選びの選択肢が増えるのです。ライフスタイルや価値観も多様化した現在、今あなたが開講しようとしている教室スタイルを探していらっしゃる方がいるかもしれません。

megumi
グラスアートとキャンドルの教室 sorbet 主宰

http://ameblo.jp/sorbet-art

◆日本グラスアート協会 グラスアートインストラクター◆日本ヴォーグ社

キャンドルマイスター東京都足立区でグラスアートとキャンドルの教室sorbetを開講しています。普段は園芸店をしています。優しい光を通すステンドグラス風クラフト「グラスアート」とハンドメイドの柔らかな灯りに癒される「キャンドル」のお教室です。